インシデント概要
こんなことがきっかけで発覚することがあります
取引先からの連絡「御社の資料に似たものを見た」と連絡が入る
競合他社の動向自社の提案とほぼ同じ内容を競合が提案してきた
退職者の不審な行動退職した社員の行動を振り返ると不審点があった
社内ファイルの流出自社ファイルが意図せず外部にアップされているのを発見
多くの場合、内部不正は「偶然」発覚します。
社内では何も起きていないように見えても、すでに持ち出されているケースは少なくありません。
気づいたときには手遅れ——にならないために、早期の調査体制が重要です。
発覚の経緯
2026年2月某日、社外から自社の機密資料と一致するデータが確認された。多くの場合、こうした情報漏えいは「偶然」発覚する。社内では何も起きていないように見えても、すでに持ち出されているケースは少なくない。
情報セキュリティ部門にて調査を実施したところ、内部からの不正持ち出しの可能性が浮上。アクセス権を持つ約15名を対象に、EASY Forensicsを用いたデジタルフォレンジック調査を開始した。
初動対応
- 対象ファイルが保管されていたファイルサーバーを特定
- アクセス権を持つユーザーを洗い出し(約15名)
- EASY Forensicsを用いて対象端末およびサーバーログの収集・分析を開始
分析対象ログ
- Windowsセキュリティログ
- ファイルサーバーアクセスログ
- USB接続履歴
- レジストリアーティファクト
- 最近使ったファイル(端末)
従来の調査方法:3〜6週間(専門業者へ依頼 / 数十〜数百万円〜) → EASY Forensics:数日〜(社内完結 / コスト大幅削減)
本事例では、EASY Forensicsが5種類のログを自動で統合・分析し、わずか数分で7分間の不審行動を再現するレポートを生成。犯行の全容を短期間で解明しました。
犯行タイムライン
2026年2月15日深夜 — 7分間で完結した不審行動
- 22:43 ― employee_A ログイン業務時間外に社内システムへ侵入
- 22:45 ― 機密フォルダへアクセス開始ファイルサーバー上の機密フォルダを集中的に操作
- 22:46 ― USBメモリ接続外部記録媒体を挿入(S/N: ABCDEFg1232356)異常検知
- 22:47 ― 約120件のファイルへ連続アクセス外部媒体へのコピーと推定異常検知
- 22:50 ― ログオフログイン〜退出まで約7分で完了
EASYの自動生成レポートなら、この7分間の行動がタイムライン形式でそのまま可視化されます。ログの読み方がわからなくても、レポートを開くだけで犯行の全容を把握できます。
調査結論
社員Aが2026年2月15日夜間に機密ファイルへアクセスし、外部記録媒体へデータをコピーした可能性が極めて高いと判断する。ログの時系列および各種アーティファクトの整合性から、当該行為は意図的な情報持ち出しであると結論付ける。
対象者への対応
組織対応
- 対象社員へのヒアリング実施
- レポートを根拠とした事実確認
- 上長・人事・法務への報告
懲戒・法的対応
- 就業規則に基づく懲戒処分の検討
- 不正競争防止法に基づく法的措置
- 情報の拡散状況に応じた被害申告
技術的隔離
- 対象アカウントの即時無効化
- 端末の証拠保全・隔離
- アクセス権の一時凍結
再発防止策
技術対策
- USBデバイスの利用制御(デバイス制御)導入
- 深夜・休日ログインのアラート化
- ファイルアクセス監視の強化
- 機密フォルダへのアクセス権の最小化
組織・制度対策
- 情報セキュリティポリシーの整備・周知
- 退職者・異動者のアカウント管理強化
- 定期的なログ監査の実施
- インシデント対応フローの整備
放置した場合のリスク
発覚しても調査・対応しなかった場合
法的・賠償リスク
顧客・取引先からの損害賠償請求。不正競争防止法違反による訴訟リスク
取引停止・信頼失墜
情報漏えいが公になった場合、取引先・顧客からの信頼を一瞬で失う
再発・連鎖リスク
調査・対処なしでは、別の社員による模倣や継続的な情報流出を招く
なぜEASY Forensicsなのか
IT担当者がいない中小企業でも、
内部不正の証拠をその日のうちに押さえられる
USBを挿して数クリック専門知識不要でレポートを自動生成。ログの解析はEASYが自動で行います
従来3〜6週間→数日に短縮専門業者への依頼・往復の時間がなくなり、初動を素早く取れます
社内完結で情報漏えいリスクゼロ外部業者にデータを渡す必要がなく、機密情報を社内で管理できます
コストを大幅削減数十〜数百万円かかる専門業者依頼と比べ、ランニングコストを抑えながら継続的に利用できます
