EASY Forensics 導入事例

事業内容

ピセ株式会社 取締役 原口様イメージ

ピセ株式会社 取締役 原口様 インタビュー

ピセ株式会社

従従業員数: 135名

所在地: 東京都

ピセ株式会社は、システム(基幹・業務・Web)開発やインフラ構築などの受託開発を主軸に、幅広いITソリューションを提供しています。

また、SES(システムエンジニアリングサービス)やお客様先常駐型の対応にも柔軟に対応しており、現場のニーズに即した体制を構築しています。リモートワーク環境下においても、社内セキュリティポリシーに基づいた端末運用・情報管理を徹底している点が特徴です。

導入の背景と課題

  • お客様先にてトラブルを未然に防ぐ目的で、端末の確認および保全対応を実施する必要性が生じていた
  • パートナー社員や契約終了時の情報持ち出し対策が課題となっていた
  • データの証拠保全を行う必要性を感じる場面が増加していた

選定理由

  • 操作性の高さ:ITに詳しくない社員でも扱いやすい、シンプルで直感的な操作性
  • USB対応で独立性が高い:社内外問わず利用しやすく、技術的に回避されにくい構造
  • 既存監視ツールとの補完性:常時監視ツールと併用することで、詳細調査や証拠保全に特化できる

導入後の成果

  • 保全対応が社内外で柔軟に行えるようになった
  • 社員の情報管理意識が向上し、セキュリティ体制が強化された
  • 新たな市場開拓の提案ツールとしても活用できるようになった

今後の展望

  • 社内監査や派遣社員の管理強化
  • 展示会等での活用を通じた新市場開拓
  • お客様との信頼関係強化、社員の安心感向上

「以前からツールの操作性が良く、実際に現場で利用した際に直感的に使える点が非常に助かりました。タイミング良く必要性が高まったことも導入を後押ししました。」

今回、ツールを導入された背景や活用方法についてもお聞かせください。

お客様先での業務では、日々のやり取りの中でトラブルや誤解が生じることもあり、社員が意図せず不当な疑いをかけられるリスクが存在していました。特に、契約終了後の情報持ち出しや退職者対応といった局面では、機密情報を適切に取り扱っていることを証明できる仕組みが求められており、「データを持ち出していない」という事実を客観的に示す手段の整備が重要な課題となっていました。

こうした背景から、現場での操作性に優れたツールの導入を検討されることとなりました。以前に別のバージョンを使用した際にも感じましたが、直感的に扱いやすく、ITに詳しくない現場スタッフでもすぐに使いこなせた点も、今回の導入判断を後押ししました。

導入後は、業務中の操作について調査や保全を行えるようになり、万一の際にも「やっていないこと」を説明できる安心感が生まれました。結果として、現場の信頼性が高まり、社員の心理的な負担軽減にもつながっていると思います。

「USB接続で完結できる仕組みは、技術的な回避を許さず、保全の信頼性を高める意味でも大きな価値がありました。」

今回の不正調査ツールを選ばれた理由をお聞かせください。

まず大きなポイントとなったのは優れた操作性です。ITに詳しくない社員でも、短時間の説明で使いこなせるシンプルさは非常に重要な要素でした。トラブル対応や証拠保全を行う際には、現場での迅速な対応が求められるため、わかりやすい操作性は大きな安心材料となります。

また、USBでの独立稼働が可能な点も決め手の一つです。従来のエージェント型監視ツールでは、プロセス停止やサービス無効化といった技術的回避が可能ですが、本製品はUSBで独立して動作するため、こうしたリスクを回避できる特長があります。

さらに、既存の監視ツールとの補完性も評価されています。常時監視ツールは長期的なログ管理に優れている一方で、詳細調査や緊急保全の際には扱いが難しい場面もあります。今回導入したツールは「いざ」という時の証拠保全を主目的にしており、常時監視ツールと組み合わせることで、それぞれの強みを最大限に発揮できます。

具体的には、既存ツールで普段の監視を行いながら、トラブル発生時には本ツールで迅速かつ確実に保全を実施するという運用フローを実現しました。

「真面目に働く社員が安心して業務に集中できる環境を作りたいという想いがありました。今回のツール導入は、その実現に向けた大きな一歩となっています。」

導入後の社内の反応についてお話をお聞かせください。

導入後は、社内外問わず柔軟かつ迅速に保全対応が可能となり、万一のトラブルが発生した際も冷静に対処できる体制が整いました。また、保全対応が可能であるという仕組みが周知されることで、社員一人ひとりの情報管理意識が向上し、日常のセキュリティレベル自体も高まりました。

これにより、会社としても社外からの信頼度が増し、クライアントとの取引においても「適切な情報管理体制を備えている企業」としての評価が高まっています。さらに、このツールを活用することで、展示会などでの新規提案や市場開拓の際の競争優位性のアピールにもつながっています。

最後に御社が大切にしていることは何ですか?

IT業界は人材不足なので、人材を大切にすることを重視しています。真面目な人が悪いイメージを持たれないよう、社内整備にも力を入れています。

おわりに

インタビューを通して、導入理由や具体的な活用シーンを詳しく伺うことができました。ピセ株式会社様のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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